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ラグビーミュージアムをつくろう KAI

ジャパンラグビーのアーカイブとラグビーの魅力を伝えるミュージアムをつくりたい!

「ラグビーと歩んだ55年の軌跡」展 #1 

昨日は、予てより楽しみにしていた「ラグビーと歩んだ55年の軌跡」展を観に行ってきました。
この展示会は、山口良治さんの「京都スポーツの殿堂」入りを記念に企画された期間限定のイベントです。
認定証01
 <京都スポーツの殿堂 認定証>

開場の10時に間に合うように、早朝に自宅を出発。
新幹線で居眠りをして寝過ごさないように気をつけ、9時過ぎに京都駅へ。
軽い朝食をとってから会場である京都アクアリーナへ向かったところ偶然にも一番乗りで、
スタッフのご厚意によりオープニングの記念撮影の中に加えていただき、
スタッフの一員になれたようなとても嬉しい気分になり、
朝早く東京から行った疲れも一気に吹き飛んでしまいました。

エントランス01
 <会場入口のファサード>

優勝旗
 <全国大会の優勝旗が並ぶ>

第1回優勝旗
 <記念すべき初めての全国制覇の旗>

会場の入口にはゴールポストが置かれ、その下をくぐり会場内へ入ります。
入ってすぐの正面には、伏見工業の赤のジャージと過去4度の花園での優勝旗が置かれています。
会場の周囲に展示用の壁面が建てられ、時計周りの動線で見学するようになっています。
そして壁面に囲まれた会場の中央には人工芝とゴールポストが設置され、
ラグビー場のような雰囲気を作り出しています。
しかも展示壁の上部は帯状にスタンドの観客席の写真(おそらく伏見工業の応援団だと思います)が
貼られているので、ここに居るとまさに伏見工業のラグビー選手として
グラウンドに立っているような感覚になってきます。

展示は大きく3つのコーナーに分かれています。
初めは、山口良治さん(以下、山口先生)の学生・社会人・ラグビー日本代表の各時代の展示。
コーナー1
 <壁面には写真やジャージなどが飾られている>

写真1
 <1971年9月 来日したイングランド相手に3-6で惜敗した時の日本代表メンバー>

写真2
 <1968年ニュージーランド遠征の日本代表メンバー>

次が伏見工業高校ラグビー部の展示。
泣き虫先生とツッパリ生徒たちの物語が始まります。
伏見工業
コーナー2
 <想い出の写真とともに、上部には年代順にチームの写真がずらりと並ぶ>

写真3
<1978年高校日本代表のイングランド遠征 コーチとして山口先生、3年山本慎吾、2年大八木淳史の顔も>

優勝ジャージ
 <全国制覇の時のジャージとサインボール>

優勝盾
 <初の全国制覇の盾>

全国優勝
 <伏工の活躍を報じる新聞紙面>

OB日本代表
 <錚々たる顔が並ぶ>

最後は山口先生が個人的に集めてこられた
ラグビーに関するさまざまなコレクションの展示で構成されています。
数多くの展示品はどれもが貴重な写真や品物ですが、
これでも山口先生が所有しているうちのまだ一部だそうです。
その他の展示としては、伏見工業全国初優勝の試合はもちろん、
山口先生の日本代表時代の試合など貴重な映像も見ることができます。
コーナー3
ジョナ・ロムー
 <元オールブラクスの怪物ジョナ・ロムーのジャージ>

ネクタイ
 <記念ネクタイの数々>

ピンバッジとサインボール
 <ピンバッジとサインボール>

午後1時からはオープニングセレモニーがあり、たくさんの来場者で溢れました。
ここで山口先生に初めてお会いできると期待していたのですが、
残念なことに体調を崩されてしまい、この日のセレモニーには出席されませんでした。
代わりに「信は力なり」実行委員長の南山栄成氏や伏見工業ラグビー部高崎利明監督から
ご挨拶と今回の展示について山口先生の想いを聞かせていただきました。
南山氏
 <「信は力なり」実行委員長 南山栄成氏>

高崎監督
 <ラグビー部監督 高崎利明氏>

山口先生は、かつてニュージーランドに行った時に訪ねた小さなラグビーミュージアムに
とても感銘を受け、自分自身も同じようなミュージアムを作りたいと考え、
今回の展示についても、何よりも『子供たちのために』という姿勢を大事にされてきたそうです。

 子供たちに夢を与えたい
 自分が味わってきた感動を伝えたい
 2019年のワールドカップに向けて、ラグビーの普及に貢献したい


山口先生のそんな熱い想いを形にしようと、展示製作の専門家ではないスタッフの皆さんが
一生懸命に取り組んできた成果が、ここに実現したわけです。
まさに「信は力なり」。
機会がある方は足を運んでいただき、
ぜひ山口先生の熱い想いが凝縮されたこの空間を肌で感じてみて下さい。

観覧1
観覧2
観覧3
観覧4
信は力なり
ポストカード

※本記事に掲載の画像は、「信は力なり」実行委員会より掲載許可をいただいております

category: ラグビーと歩んだ55年の軌跡 展

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