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明治よ、準決勝を勝ち上がれ! 

今シーズンの明治・・・

田中澄憲新監督の体制のもと、春・夏と帝京を撃破。
対抗戦でもその勢いを持続し、三度目の勝利を挙げた。

しかし対抗戦の最初のヤマである筑波戦。
最終スコアこそ、66 - 21 と大差の勝利であったが
私自身には何かスッキリとしない勝利であり
本当に強いのかどうか信じきることができなかった。

案の定と言うべきか、慶應にはゲーム終了間際に逆転されて敗戦。
いやな予感がするなか迎えた帝京戦。
しかし、この試合では興奮し過ぎることなく落ち着いたプレーで
前後半とも帝京を上回る安定したスコアで見事に勝ち切った。
確かにこの試合の明治は、シーズンに入ってからのそれまでのベストパフォーマンスであった。
私も確かに嬉しかった。
選手たちの喜びは私のそれを遥かに上回るものであったことは十分過ぎるほど分かる。
しかし敢えて言わせて貰うならば、あそこまで歓喜して欲しくなかった。
爆発させたい喜びをぐっと抑え、勝って当たり前くらいの態度・姿勢でいて欲しかった。

なぜかって?
大学選手権で帝京に勝利して優勝すること、帝京の連覇を阻止するのが
最終の目標だからであり、何よりも伝統ある明治大学ラグビー部だからである。

対抗戦の最終戦、早稲田との戦いには一抹の不安があった。
なぜならば、早稲田の調子が良かったからである。
帝京相手にはスコア(28 - 45)だけみると完敗に見えるが
後半の早稲田のアタックは素晴らしく帝京も付いてこれなかった程のスピーディなアタックは脅威であり、
あれをやられたら明治もディフェンスし切れないだろうと思っていた。
しかも、慶應戦での逆転勝利など今年の早稲田は運も味方に付けているなと感じていた。
蓋をあけてみれば、不安が的中。
一度もリードを奪えることなく、完敗。

この不安は大学選手権に入っても続いている。
立命館戦は後半は負け越しているし、東海大戦は辛くも逃げ切った勝利。
大学チャンピオンを目指すには、ピリッとしない戦いぶりである。

明日は、対抗線で敗れた早稲田である。
早稲田が一層調子上げてきているので、果たして勝ち切れるのか?
面白そうなゲームになりそうであるが、不安は尽きない。

まずは、つまらないミスはしないこと。
そして、心は熱く、頭は冷静に。
アドレナリンを出し過ぎることなく、慌てず落ち着いて確実で丁寧なプレーをして欲しい。
この辺は、慶應のフィフティーンを参考にすべきである。
各人が高い能力を持っているのは分かるが
焦って、独りよがりの単独プレーに走らず、ボールしっかりと繋いでいくことを心がけて欲しい。

どうしたら効率よくトライが取れるか(得点できるか)考えて、プレーを選択して欲しい。
意地も分かるが、意地を張っても得点できなければ意味が無い。

明治フィフティーン。
明日は期待しているぜ!


category: 明治大学ラグビー部

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