FC2ブログ

ラグビーミュージアムをつくろう KAI

ジャパンラグビーのアーカイブとラグビーの魅力を伝えるミュージアムをつくりたい!

関東大学ラグビー 明治 vs. 早稲田 

試合には勝ったが、意地では敗けた

今年は勝ってくれた。
明治の勝利は何よりも嬉しい。
特に相手が早稲田となると、その嬉しさはまた格段に違う。

しかし、である。
大学選手権を見据えると果たしてこの出来栄えで勝ち抜くことができるのか?
大いに不安になってくる。

気になった点を以下に挙げる。

・ブレイクダウンで負けている
 早稲田のフィジカルがアップしていた気もするが、
 接点で上回ることができなかった。

・スクラムが押し切れていない
 押し負けてはいないが、押しきれてはいなかった。

・タックルで食い込まれている
 早稲田のフィジカルに劣勢。

・サポートが遅い、あるいは悪い
 FWがクラッシュした後のサポートが遅いため、
 早いボール出しができなかったり、早稲田にボールを奪われてしまった。
 またラインブレイクをしてチャンスを生み出すものの
 サポートが悪くてボールがつながらず、チャンスを潰してしまっているなど・・・
 逆に前半29分のトライシーンのように、きっちりとサポートに走っていれば
 パスを受けてトライに成功している。

・意地の戦いに敗けた
 そして、何よりも気になったのは早稲田のゴールライン前の攻撃では
 FW戦にこだわり何度もしつこく攻め続けるものの結局は取り切れず
 意地の戦いには勝つことができなかった。

このままでは、この先の戦いに勝てる要素が見えてこない。
不安・・・

そんな中、久しぶりに溜飲が下がるシーンがあった。
それは、後半13分の山村のトライシーンである。
早いボール展開とともに、BKのプレーヤーが鋭く走りながらボールをつないで
ディフェンスを振り切ってあげたトライ。
筑波戦の後半で見せてくれた疾風のようなアタック。

筑波戦を見て、今シーズンの明治はFW戦に固執せず、
ミニサントリーよろしく、早いボール展開で攻め続けるスタイルでいくものと思っていたのに
その後のゲームではそんな戦いぶりでもなかったので
どうしたものかと疑問に思っていただけに、この一連のアタックには痺れた。

大学選手権の組み合わせを見ると、厳しい戦いが続くのは間違いない。
おそらく最初の相手は、昨年苦渋を飲まされた京産大であろう。
まずはこのヤマを何としてでも超えなければならない。
しかし、その後には慶應か大東との戦いが待っている。
どちらも手強い。

category: 明治大学ラグビー部

TB: 0    CM: 0   

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://rugbymuseum.jp/tb.php/424-8f3b424f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

QRコード