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ラグビーミュージアムをつくろう KAI

ジャパンラグビーのアーカイブとラグビーの魅力を伝えるミュージアムをつくりたい!

全国大学選手権 明治 vs. 京都産業 

この一戦に賭ける気持ちの差が反映された結果かもしれない。

従来、関西のチームは関東のチームを負かしたいという根強い気持ちがあり
それもビッグネームの伝統校が相手だと、その気持ちがよりヒートアップする。
2013年シーズンの大学選手権で、やはり京産大が早稲田を相手に戦った試合があった。
結果は早稲田の前に完敗ではあったが、
京産大フィフティーンのもの凄い気迫を覚えている。
そして今年は明治を倒してやろうという、熱い気持ちがあったに違いない。

かたや明治も、早稲田と再戦して対抗戦の借りを返し、
選手権に本気で優勝するつもりだったとしたら
絶対にここで負けるわけにはいかなかった筈である。

だが京産大フィフティーンの激しい勢いの前に明治は屈してしまった。
しかし、その気持ちからきた結果とも解釈できるが
実はプレーの部分でも負けていた。
スクラムではやられ、モールは押し込まれ、ブレイクダウンでは圧倒された。
(スタッツを見ると、ターンオーバーは京産「6」に対して明治「0」である)

ノーサイドのホイッスルの直後、
泣きながら雄叫びをあげる京産大の選手達。
かたや泣き崩れるどころか涙する選手もいなかった明治。
(放送で流れる映像を見る限りの話で、間違いがあったら訂正します)
まさにこのシーンに、試合に賭ける選手たちの気持ちが表れていたと感じた。

京産大の大西監督、元木コーチらスタッフたちも泣いていたが、
指導者たちが学生たちと一緒に感動し思いを共有できるのが
学生スポーツならではの魅力である。

category: 明治大学ラグビー部

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