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次なる戦いに向けて
2016/11/07 Mon. 05:26 [edit]
昨日の逆転劇の余韻も少し落ち着いてきたところで
今シーズンの明治の戦いぶりを少しだけ振り返ってみたい。
初戦の相手は日体大。
開始1分でトライを挙げ、その後もひたすら攻め続けた試合で
とくにバックス陣の活躍が目立った。
結果も79 – 0 の完封勝利。
次の青学戦。
この試合でも開始早々にトライを挙げ、日体大戦と同じような展開で明治が圧倒したが、
この試合では失点があり、それもゴール前の攻防で相手FWに押し込まれての失トライという
ちょっと力負けしたかのようなシーンが気になった。
この2試合は相手との実力差があるので、得点結果だけを見てもあまり参考にはならず
その戦いぶりが大切である。
点差が開くとついつい大雑把なプレーになってしまいがちである。
そこをいかに少なくして、自分たちのラグビーをきっちりできるかが重要だと思う。
そういう意味では、イージーなミスもところどころ目立ち、ムラのあるところが気になっていた。
そしてフォワード陣のフィジカル面も圧倒的な強さを感じなかったが、
それはここ数年ずっと感じていたことである。
それがジャッジできるのが筑波戦である。
筑波のフィジカルも今年は例年比べ少し落ちているように見えたが、
その筑波にも押され気味の明治。やはりフィジカル面の不安が露呈。
前半は風上にもかかわらず、わずか6点差での折り返しとなった。
後半は風下に回るうえ、筑波の強さに押され気味なのでかなり心配をしていたが
案の定先に筑波が得点をあげて、逆に8点差をつけられてしまった。
しかしその後は、粘りを見せて再逆転して勝利をものにしたが
この試合の最後の2本の立て続けのトライを1年生の左ウィング山村知也があげた。
山村はこれまでの試合でも快速ぶりを発揮してトライを量産していたが
この最後の2本のうち特に2本目はスピード、ステップの切れともに圧巻であった。
そして山村のこのパフォーマンスは伊達じゃなかった。
昨日の慶應戦でも後半39分にあげたトライは、鬼気迫る迫力があった。
このトライとゴールで5点差まで詰め寄り、スタジアムの盛り上がりも凄かった!
そして最後のペナルティトライへと繋がり、劇的な勝利をものにしたわけである。
昨日は、勝利の喜びと劇的ドラマの興奮に酔いしれることにしたが
今日はモノ言いをさせていただく。
明治フィフティーンよ、まだまだ満足してはいかん。
慶應の当たりに負けていたぞ。
最後ミスをせずに攻め続けたことは確かに凄かったが、
できることならばペナルティトライではなく、ボールをゴールエリアに叩きつけて欲しかった。
あれだけ攻め続けながらトライまで持っていけなかったことが問題でもある。
確実さと決定力をもっと磨き上げて欲しい。
フィジカル面に不安の残るなか、帝京との戦いは相当厳しいものになるであろう。
フィジカルだけではない。スピード、パス回し、ボールの継続など、
敵のパフォーマンスのレベルは嫌になるほど高い。
もちろん分かっているとは思うが、
必死の覚悟で臨まなければ早稲田の二の舞に成りかねない。
今シーズンの明治の戦いぶりを少しだけ振り返ってみたい。
初戦の相手は日体大。
開始1分でトライを挙げ、その後もひたすら攻め続けた試合で
とくにバックス陣の活躍が目立った。
結果も79 – 0 の完封勝利。
次の青学戦。
この試合でも開始早々にトライを挙げ、日体大戦と同じような展開で明治が圧倒したが、
この試合では失点があり、それもゴール前の攻防で相手FWに押し込まれての失トライという
ちょっと力負けしたかのようなシーンが気になった。
この2試合は相手との実力差があるので、得点結果だけを見てもあまり参考にはならず
その戦いぶりが大切である。
点差が開くとついつい大雑把なプレーになってしまいがちである。
そこをいかに少なくして、自分たちのラグビーをきっちりできるかが重要だと思う。
そういう意味では、イージーなミスもところどころ目立ち、ムラのあるところが気になっていた。
そしてフォワード陣のフィジカル面も圧倒的な強さを感じなかったが、
それはここ数年ずっと感じていたことである。
それがジャッジできるのが筑波戦である。
筑波のフィジカルも今年は例年比べ少し落ちているように見えたが、
その筑波にも押され気味の明治。やはりフィジカル面の不安が露呈。
前半は風上にもかかわらず、わずか6点差での折り返しとなった。
後半は風下に回るうえ、筑波の強さに押され気味なのでかなり心配をしていたが
案の定先に筑波が得点をあげて、逆に8点差をつけられてしまった。
しかしその後は、粘りを見せて再逆転して勝利をものにしたが
この試合の最後の2本の立て続けのトライを1年生の左ウィング山村知也があげた。
山村はこれまでの試合でも快速ぶりを発揮してトライを量産していたが
この最後の2本のうち特に2本目はスピード、ステップの切れともに圧巻であった。
そして山村のこのパフォーマンスは伊達じゃなかった。
昨日の慶應戦でも後半39分にあげたトライは、鬼気迫る迫力があった。
このトライとゴールで5点差まで詰め寄り、スタジアムの盛り上がりも凄かった!
そして最後のペナルティトライへと繋がり、劇的な勝利をものにしたわけである。
昨日は、勝利の喜びと劇的ドラマの興奮に酔いしれることにしたが
今日はモノ言いをさせていただく。
明治フィフティーンよ、まだまだ満足してはいかん。
慶應の当たりに負けていたぞ。
最後ミスをせずに攻め続けたことは確かに凄かったが、
できることならばペナルティトライではなく、ボールをゴールエリアに叩きつけて欲しかった。
あれだけ攻め続けながらトライまで持っていけなかったことが問題でもある。
確実さと決定力をもっと磨き上げて欲しい。
フィジカル面に不安の残るなか、帝京との戦いは相当厳しいものになるであろう。
フィジカルだけではない。スピード、パス回し、ボールの継続など、
敵のパフォーマンスのレベルは嫌になるほど高い。
もちろん分かっているとは思うが、
必死の覚悟で臨まなければ早稲田の二の舞に成りかねない。
category: 明治大学ラグビー部
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