ラグビーミュージアムをつくろう KAI
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闘争心が顔に出る
2015/08/08 Sat. 23:06 [edit]
PNC2015が終わり、日本は1勝3敗で4位という結果に終わりましたが
エディー・ジョーンズHCは「ワールドカップ本番前に手の内は見せない」とか
「ワールドカップに向けていろいろと試している時」などと、
結果については意に介していない様子です。
もちろん本番で勝ってくれれば何も異論はありませんが
本当に大丈夫なのかとちょっと気になってしまいます。
3位決定戦のトンガとの試合を見ました。
技術的・戦術的な内容は分析できませんが、
ゲームを振り返った後にふと感じた事がありました。
日本の選手たちは愚直にアタックを続けるのですが
得点を取りきれず、結局勝ちきれない。
愚直な分よけい悲しく、そして重苦しく感じてしまいました。
その後、試合に関するネット上の記事をいろいろと読んでいたら、
トンガ戦の前に田中史朗選手がチームのメンバーたちに
熱い意見をぶつけていたことを知りました。
ジャパンの中で、そんな事が起きているんだ。
選手間に温度差がある。
本番まであと1ヶ月なのに大丈夫なのだろうか?
そんな折、今私が読んでいる伊集院 静の「無頼のススメ」という本に
とても興味深い記述 (闘争心が顔に出る) がありましたので紹介したいと思います。
(以下抜粋・要約)
昨年(2014年)のワールドカップサッカーを見ていて、
スイスやオランダのように陸続きで国境があって、
長いこと戦争や覇権主義にさらされてきた国のチームというのはどこもしぶとく、なかなか負けない。
もし選手たちが兵隊として荒野でサバイバルを余儀なくされても絶対に生き残る顔をしている。
それに比べると日本の選手たちは弱々しく見えてしまった。
(中略)
顔つきが象徴する「球際」につきる、ということです。
ここで取れるか取れないか。どちらがやるかやられるか。
そういう場面で相手チームの選手とは顔つきが違う。すると一歩競り負ける。
違いを突き詰めていくと、根源的な闘争心の有無かな、と思います。
(中略)
チームスポーツでも、最後は一人一人の「個」の強さが勝敗を決めるものだと思います。
(中略)
気迫というか、球際にかける思いの強さが日本の選手にはない。
本番前の試行錯誤、技術論も大切ですが
原点も忘れずに頼みます。
エディー・ジョーンズHCは「ワールドカップ本番前に手の内は見せない」とか
「ワールドカップに向けていろいろと試している時」などと、
結果については意に介していない様子です。
もちろん本番で勝ってくれれば何も異論はありませんが
本当に大丈夫なのかとちょっと気になってしまいます。
3位決定戦のトンガとの試合を見ました。
技術的・戦術的な内容は分析できませんが、
ゲームを振り返った後にふと感じた事がありました。
日本の選手たちは愚直にアタックを続けるのですが
得点を取りきれず、結局勝ちきれない。
愚直な分よけい悲しく、そして重苦しく感じてしまいました。
その後、試合に関するネット上の記事をいろいろと読んでいたら、
トンガ戦の前に田中史朗選手がチームのメンバーたちに
熱い意見をぶつけていたことを知りました。
ジャパンの中で、そんな事が起きているんだ。
選手間に温度差がある。
本番まであと1ヶ月なのに大丈夫なのだろうか?
そんな折、今私が読んでいる伊集院 静の「無頼のススメ」という本に
とても興味深い記述 (闘争心が顔に出る) がありましたので紹介したいと思います。
(以下抜粋・要約)
昨年(2014年)のワールドカップサッカーを見ていて、
スイスやオランダのように陸続きで国境があって、
長いこと戦争や覇権主義にさらされてきた国のチームというのはどこもしぶとく、なかなか負けない。
もし選手たちが兵隊として荒野でサバイバルを余儀なくされても絶対に生き残る顔をしている。
それに比べると日本の選手たちは弱々しく見えてしまった。
(中略)
顔つきが象徴する「球際」につきる、ということです。
ここで取れるか取れないか。どちらがやるかやられるか。
そういう場面で相手チームの選手とは顔つきが違う。すると一歩競り負ける。
違いを突き詰めていくと、根源的な闘争心の有無かな、と思います。
(中略)
チームスポーツでも、最後は一人一人の「個」の強さが勝敗を決めるものだと思います。
(中略)
気迫というか、球際にかける思いの強さが日本の選手にはない。
本番前の試行錯誤、技術論も大切ですが
原点も忘れずに頼みます。
category: 思うこと・感じること
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