ラグビーミュージアムをつくろう KAI
ジャパンラグビーのアーカイブとラグビーの魅力を伝えるミュージアムをつくりたい!
熱かった!
2014/05/07 Wed. 12:43 [edit]
世界卓球女子団体戦、準決勝の香港戦で平野早矢香選手がやってくれました!
2ゲームを先取され後が無い第3ゲームもリードを許し、苦しい状況のなか
見事な逆転でこのゲームを取ると、第4、5ゲームも連取してゲームカウント3-2の
大逆転勝利を収めました。
絶体絶命の大ピンチからの勝利で思い出すのが、
1972年ミュンヘンオリンピック日本男子バレーボールチームの逆転劇です。
知将松平康隆監督率いる日本男子は金メダル獲得を目指して
1964年の東京オリンピック終了後から入念な準備をしてきました。
体格で劣る日本が世界の高さとパワーに対抗するため、
今では当たり前となった速攻、移動、時間差などといったバレーボールの攻撃システムの基礎を、
当時世界で初めて築き上げてオリンピックに臨み、
日本国民の誰もが金メダル間違いなしと確信していました。
当時のメンバーが凄い。
猫田、大古、横田、森田、木村、西本、深尾、嶋岡など、錚々たる顔が並んでいました。
準決勝まで1セットも落とさず順調に勝ち進んだ日本ですが、準決勝で伏兵ブルガリアに思わぬ大苦戦。
セットカウント0-2に追い込まれてしまいました。
もう1セットも落とせない日本。そこで松平監督はレギュラーからは外れていた2人のベテラン選手を投入しました。
その2人とは、キャプテンの中村祐造と南将之です。
この2人の大活躍で息を吹き返した日本は、残り3セットを連取して奇跡の逆転勝利。
当時真夜中(だったと記憶)に生中継されたこの死闘を、
私はブラウン管にかじりつきながら家族と一緒に観ていました。
「このまま敗けてしまうのか?」とドキドキしながら、
そして必死に応援しながら観ていたのを今でもよく覚えています。
特に南がポイントを決めるごとに、あの大きな体でコートを走り回る姿は印象的でした。
また最後試合を決めるスパイクを打った嶋岡が、
コートに寝そべったまま体を海老のようにくねらせながら歓喜していた姿や、
勝利の瞬間に横田が号泣していたのが忘れられません。
そして決勝では強敵東ドイツを破り念願の金メダルを獲ったのです。
このブルガリア戦は私が観てきたオリンピックの中で感動したできごとのひとつと言っても過言ではありません。
先月でしたでしょうか、この試合の映像を久し振りに観る機会がありました。
NHK「ヒーローたちの名勝負 ミュンヘンの奇跡 男子バレー・金メダル」という番組です。
南将之にスポットを当てた内容でしたが、中村祐造にも触れて欲しかったですね。
それにしても、観ていながらあの時のように体が熱くなってきました。
話を卓球に戻します。
決勝で王者中国には敗けてしまいましたが、今回の世界卓球の平野選手の逆転劇や日本の銀メダル獲得も、
後世に語り継がれる名勝負であったと確信しています。
卓球日本女子チームのみなさん、銀メダルおめでとうございます。
余談ですが、平野選手がゲームカウント2-2に追いつき、
ファイナルゲームを迎える直前にテレビの解説者のユニークなコメントがありました。
解説者:「平野選手は栃木県の出身なんですが」
アナウンサー:「ええ」(次のコメントを期待するかのように)
解説者:「栃木県はイチゴの産地なんですね」
アナウンサー:「・・・・」(顔が見えないので想像ですが、「?」と言った雰囲気)
解説者:「平野の表情が優しくなってきました。これからやってくれますよ!」
アナウンサー:「・・・・」(同じく想像ですが、答えようがないと言った雰囲気)
きっと解説者の方も平野選手のプレーに興奮して
話そうとしていた事を突然忘れてしまったのかな?
2ゲームを先取され後が無い第3ゲームもリードを許し、苦しい状況のなか
見事な逆転でこのゲームを取ると、第4、5ゲームも連取してゲームカウント3-2の
大逆転勝利を収めました。
絶体絶命の大ピンチからの勝利で思い出すのが、
1972年ミュンヘンオリンピック日本男子バレーボールチームの逆転劇です。
知将松平康隆監督率いる日本男子は金メダル獲得を目指して
1964年の東京オリンピック終了後から入念な準備をしてきました。
体格で劣る日本が世界の高さとパワーに対抗するため、
今では当たり前となった速攻、移動、時間差などといったバレーボールの攻撃システムの基礎を、
当時世界で初めて築き上げてオリンピックに臨み、
日本国民の誰もが金メダル間違いなしと確信していました。
当時のメンバーが凄い。
猫田、大古、横田、森田、木村、西本、深尾、嶋岡など、錚々たる顔が並んでいました。
準決勝まで1セットも落とさず順調に勝ち進んだ日本ですが、準決勝で伏兵ブルガリアに思わぬ大苦戦。
セットカウント0-2に追い込まれてしまいました。
もう1セットも落とせない日本。そこで松平監督はレギュラーからは外れていた2人のベテラン選手を投入しました。
その2人とは、キャプテンの中村祐造と南将之です。
この2人の大活躍で息を吹き返した日本は、残り3セットを連取して奇跡の逆転勝利。
当時真夜中(だったと記憶)に生中継されたこの死闘を、
私はブラウン管にかじりつきながら家族と一緒に観ていました。
「このまま敗けてしまうのか?」とドキドキしながら、
そして必死に応援しながら観ていたのを今でもよく覚えています。
特に南がポイントを決めるごとに、あの大きな体でコートを走り回る姿は印象的でした。
また最後試合を決めるスパイクを打った嶋岡が、
コートに寝そべったまま体を海老のようにくねらせながら歓喜していた姿や、
勝利の瞬間に横田が号泣していたのが忘れられません。
そして決勝では強敵東ドイツを破り念願の金メダルを獲ったのです。
このブルガリア戦は私が観てきたオリンピックの中で感動したできごとのひとつと言っても過言ではありません。
先月でしたでしょうか、この試合の映像を久し振りに観る機会がありました。
NHK「ヒーローたちの名勝負 ミュンヘンの奇跡 男子バレー・金メダル」という番組です。
南将之にスポットを当てた内容でしたが、中村祐造にも触れて欲しかったですね。
それにしても、観ていながらあの時のように体が熱くなってきました。
話を卓球に戻します。
決勝で王者中国には敗けてしまいましたが、今回の世界卓球の平野選手の逆転劇や日本の銀メダル獲得も、
後世に語り継がれる名勝負であったと確信しています。
卓球日本女子チームのみなさん、銀メダルおめでとうございます。
余談ですが、平野選手がゲームカウント2-2に追いつき、
ファイナルゲームを迎える直前にテレビの解説者のユニークなコメントがありました。
解説者:「平野選手は栃木県の出身なんですが」
アナウンサー:「ええ」(次のコメントを期待するかのように)
解説者:「栃木県はイチゴの産地なんですね」
アナウンサー:「・・・・」(顔が見えないので想像ですが、「?」と言った雰囲気)
解説者:「平野の表情が優しくなってきました。これからやってくれますよ!」
アナウンサー:「・・・・」(同じく想像ですが、答えようがないと言った雰囲気)
きっと解説者の方も平野選手のプレーに興奮して
話そうとしていた事を突然忘れてしまったのかな?
category: 一般
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