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ラグビーミュージアムをつくろう KAI

ジャパンラグビーのアーカイブとラグビーの魅力を伝えるミュージアムをつくりたい!

高梨沙羅 

ソチオリンピックが2月8日から始まりました。
ラグビーとは関係ありませんが、気になったことについて書かせていただきます。

ソチオリンピックから正式種目となったジャンプ女子。
ワールドカップ2013~2014シーズン13戦中10度の優勝に輝き、金メダル最有力候補の高梨沙羅。
特別な舞台は金メダルどころか4位という大変残念な結果に終わってしまいました。

オリンピックには魔物が棲む・・・
よく聞くことばですが、競技終了後「五輪はどこか違う」と語った高梨は、それを実感したのかもしれません。

152cmと小柄で体重も軽く助走でのスピードが出ないため、
他の選手よりも低い姿勢をとって風の抵抗を受けないようにしたり、
小さい身体ゆえ揚力を利用できないので
推進力を使って他の選手よりも速いジャンプで距離を延ばすなど工夫を重ねてきました。

「誰よりも遠くへ飛びたい」、そんな思い・好奇心が工夫をあみ出し、彼女を遠くへ飛ばせてきました。
しかしソチのジャンプ台の傾斜がこれまでのものと異なり、
その結果踏み切りのタイミングが掴みづらくなってしまうという問題がオリンピック前に発覚しました。
それでも持ち前の努力で克服し五輪の本番にのぞんだ高梨でしたが、
結果的には最高のパフォーマンスを発揮することができませんでした。
女子モーグルの上村愛子の時と同じように3位をキープして最後のジャンパーの結果を待ちましたが、
逆転されて4位に落ちてしまいました。

初めてのオリンピックに期待を背負いながら参加した高梨は、
ワールドカップでの実績もありおそらく自信もあったことでしょう。
しかしまさかの結果に悔し涙を流した高梨。
子供の頃上手く飛べなかったと言って悔しがって泣いていた彼女の姿がオーバーラップします。

彼女のあくなき挑戦が再び始まります。
17歳にして、あの落ち着いた言動。
高い志を持ち、浮かれたところがなく自分自身を冷静に見つめることができる精神。
次のオリンピックでは、きっとやってくれるでしょう。

category: 一般

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