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ラグビーミュージアムをつくろう KAI

ジャパンラグビーのアーカイブとラグビーの魅力を伝えるミュージアムをつくりたい!

全国大学選手権大会 東海 vs. 天理 

東海大、安定した強さで関西王者を蹴散らす!

7失点はしたものの、完勝と言ってもよいだろう。
東海大もチームとしての強さを感じる。
FW、BKともに素晴らしく、総合力で勝負してくる。
まず負けるという気がしない。
唯一、帝京を除いてだが。

次はその帝京が相手である。
総合力としてはやや帝京に分があるが、決して勝機が無いわけではない。

どうしたら帝京を倒せるのか?
技術的にどうすれば勝てるのかは、正直私には分からない。

しかし、東海大も「今度こそは」と絶対に思っているはずだ。

この試合も絶対に見逃せない一戦である。

category: 試合

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全国大学選手権大会 大東 vs. 慶應 

突き刺さるようなディフェンスと突き抜けるようなアタックで慶應から勝利!

リーグ戦を制した大東大の勢いが止まらない。

立命館を100点ゲームで勝ち抜き絶好調の慶應を
激しいプレーで立ち向かい1トライ差で逃げ切った。

かつて強かった大東大は、
トンガ留学生の個人技を中心に粗削りなラグビーで勝利する、といったイメージであった。

もちろん現在も外国人選手の力は大きいが、決してそれだけではない。
選手一人ひとりのスピード、パワーはもちろん基本スキルも高く
チームとしての総合力が優れている気がする。

FWで近場をパワフルに攻めるだけでなく
ボールを大きく展開してスペースを上手く使ってBKのスピードでも勝負してくる。
サポートやボールの継続への意識、ファイティングスピリットも高い。
チームとしての強さを感じる。

慶應も同じようにチームとしての強さを感じていたし
本ブログにて慶應の落ち着いたメンタル面に着目していると先に書いたが、
もしかしたら勝利をつかもうとする「がむしゃらさ」の差が
この試合の結果に表れたのかもしれない・・・

戦前は慶應と大東、どちらが勝つか読み切れなかった。
だからこそ絶対に見逃せない面白いゲームになるだろうと思っていたが、その通りになった。
両チームのフィフティーン、ナイスゲームでした。

category: 試合

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全国大学選手権大会 明治 vs. 京都産業 

不安だらけの勝利

試合開始前、放送席の解説者村上晃一が言った。

「明治は素晴らしい経歴を持った選手ばかりの豪華メンバーですね」
「対する京産大は無印でしょうか」

明治には、花園で名を馳せたり、U20でも活躍したプレーヤーが数多く集まっているらしく
方や京産大にそのような選手は少ないということらしい。

単純に考えると、明治が圧倒してもいいはずである。
勿論、個人競技でない以上そんな単純にはいかないのは分かっているが
それにしても・・・、である。

観戦しながら感じるのだが、強さ・凄さが伝わってこない。
安心して見ていることができない。
なぜだろうか?

対抗戦での戦い以降、より仕上がっているとか
プレーのレベルや精度が上がっているとも思えない。

この試合でも、スクラムで圧倒するなどFWが特別強いわけでもなく
アタックも単調だし・・・

選手たち個々の能力が素晴らしいのであれば
チームとしてもっと成熟できるのでは?

母校ゆえについつい厳しい目で見てしまう部分はあるかもしれないが
物足りないし、この先も不安が一杯である。

準決勝へ進出は果たしたが、次の相手は大東大。
大観衆の前で屈辱を味わうようなことにならなければよいのだが。

category: 試合

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全国大学選手権大会 京都産業 vs. 法政 

京産大、イケイケのプレーで逆転勝ち!

ゲーム開始から20分過ぎまでは、法政にやられっぱなしでシュンとしていた京産大だったが
それ以降は徐々にペースを掴み、後半に入るとイケイケとばかりに攻めまくった。
地元だけにスタンドからの応援も熱く、選手たちのプレーを後押ししたに違いない。

初めこそ渋い表情の元木ヘッドコーチだったが
試合が終われば和やかな笑顔であった。

次の対戦相手は昨年も戦い勝利した明治。
昨季はの戦いは、明治の丹羽監督が4年生(京産の元木HCが明治の1年)だった時に
敗れたリベンジを果たしたわけだが、
今年はどちらが勝つのか、いちラグビーファンとしては楽しみな戦いである。

が、明治OBの立場としては負けは絶対にあってはならない結果である。
それは丹羽監督をはじめとする全スタッフ、
そして選手全員が分かっているはずだ。

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全国大学選手権大会 慶応 vs. 立命館 

慶應フィフティーンの精神状態に着目

とにかく落ち着いている。
クールでクレバー。

慶應の圧勝劇を見ていて、そんな印象を抱いた。

もちろんプレーにもスキが無く、完璧と言ってもいいような出来だったが
選手たちの落ち着き払った様子は何なんだろう。
単に大差でリードしていたからという事では無いと思う。

慌てず、騒がず、沈着冷静。
かと言って、プレー自体が淡白というわけではなく、熱く激しい。

もしかすると、慶應の選手たちは体だけでなく
精神も鍛えているのではないだろうか。

どんな状況でも、落ち着き、そして冷静な判断を下すことで
ベストパフォーマンスを引き出せるようなメンタルのトレーニングを・・・

この先の慶應が、ますます楽しみになってきた。

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全国大学選手権大会 早稲田 vs. 東海 

東海大、早稲田を粉砕!

シーズンが深まるにつけ調子が上がってきていた早稲田だったが
やはり総合力に勝る東海大に蹴散らされた。

原因は分からないが、
早稲田はキープレーヤーのひとりであるSH齋藤直人の動きが
今一つ精彩を欠いていたような気がした。

スピードもそうだが、相手を攪乱するような動きがまったく無かったのでは?
彼のトリッキーな動きが相手ディフェンスをかき回し混乱させることで
早稲田のチャンスがもっと増え得点につながった可能性もあったはず。
かといって、せいぜい得点差がもう少し縮まっていた程度で
総合力に勝る東海大を破ることは難しかっただろう。

無念、早稲田・・・

東海大は、ボールを生かすのが上手く、アタックの成功率が高い。
だから、一度攻め込んだ時にはあっという間にトライまで持っていく。
また、モエアキオラやテビタなど、スピードとパワーを兼ね備えて選手もいるのが脅威だ。

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関東大学ラグビー 明治 vs. 早稲田 

試合には勝ったが、意地では敗けた

今年は勝ってくれた。
明治の勝利は何よりも嬉しい。
特に相手が早稲田となると、その嬉しさはまた格段に違う。

しかし、である。
大学選手権を見据えると果たしてこの出来栄えで勝ち抜くことができるのか?
大いに不安になってくる。

気になった点を以下に挙げる。

・ブレイクダウンで負けている
 早稲田のフィジカルがアップしていた気もするが、
 接点で上回ることができなかった。

・スクラムが押し切れていない
 押し負けてはいないが、押しきれてはいなかった。

・タックルで食い込まれている
 早稲田のフィジカルに劣勢。

・サポートが遅い、あるいは悪い
 FWがクラッシュした後のサポートが遅いため、
 早いボール出しができなかったり、早稲田にボールを奪われてしまった。
 またラインブレイクをしてチャンスを生み出すものの
 サポートが悪くてボールがつながらず、チャンスを潰してしまっているなど・・・
 逆に前半29分のトライシーンのように、きっちりとサポートに走っていれば
 パスを受けてトライに成功している。

・意地の戦いに敗けた
 そして、何よりも気になったのは早稲田のゴールライン前の攻撃では
 FW戦にこだわり何度もしつこく攻め続けるものの結局は取り切れず
 意地の戦いには勝つことができなかった。

このままでは、この先の戦いに勝てる要素が見えてこない。
不安・・・

そんな中、久しぶりに溜飲が下がるシーンがあった。
それは、後半13分の山村のトライシーンである。
早いボール展開とともに、BKのプレーヤーが鋭く走りながらボールをつないで
ディフェンスを振り切ってあげたトライ。
筑波戦の後半で見せてくれた疾風のようなアタック。

筑波戦を見て、今シーズンの明治はFW戦に固執せず、
ミニサントリーよろしく、早いボール展開で攻め続けるスタイルでいくものと思っていたのに
その後のゲームではそんな戦いぶりでもなかったので
どうしたものかと疑問に思っていただけに、この一連のアタックには痺れた。

大学選手権の組み合わせを見ると、厳しい戦いが続くのは間違いない。
おそらく最初の相手は、昨年苦渋を飲まされた京産大であろう。
まずはこのヤマを何としてでも超えなければならない。
しかし、その後には慶應か大東との戦いが待っている。
どちらも手強い。

category: 明治大学ラグビー部

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