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ラグビーミュージアムをつくろう KAI

ジャパンラグビーのアーカイブとラグビーの魅力を伝えるミュージアムをつくりたい!

リーガロイヤルホテル大阪のプロジェクションマッピング 

今では誰もが知っている「プロジェクションマッピング」。
ここ数年ウチの会社の仕事でも、何かとマッピングの話しが出てきます。
それほどマッピング流行りと言っても過言ではないかもしれません。

先日大阪へ出張した際、仕事で立ち寄ったリーガロイヤルホテルのロビーで
プロジェクションマッピングの展示を偶然見かけました。
創業80周年を記念して前身の「新大阪ホテル」と「リーガロイヤルホテル」の
建物約1/100サイズをピエスモンテ(工芸砂糖細工菓子)で製作し、
そのピエスモンテに映像を投影する演出です。
パティシエが作ったピエスモンテももちろん素晴らしいのですが、
投影する映像コンテンツがとてもよくできていたのに感心しました。
ジュークボックスでピックアップされた1枚のレコードをかけるイメージで始まる映像は
リーガロイヤルホテルの創業時の写真やホテル内部のイメージ写真、
CGの桜や花火などの映像が建物部分や背景のホリゾントに投影されますが、
ジャズ調の音楽に乗って小気味よく展開されていきます。
屋外でおこなうプロジェクションマッピングのように大型ではないので派手さには欠けますが、
選曲(オリジナルの作曲では無いと想像しました)と
音楽のリズムに合わせた映像展開にセンスの良さを感じました。
きっとディレクターの感性がいいんでしょうね。

リーガロイヤルPJ01

リーガロイヤルPJ04

リーガロイヤルPJ02

リーガロイヤルPJ03

プロジェクターは、パナソニックのSpace Player を使用しているようですが
ウチの会社ではまだこの製品を使ってマッピングをやったことがありません。
逆にSpace Player でも、あれだけの投影ができると分かったのは勉強になりました。

見るチャンスがある方にはぜひお勧めしたいマッピングです。

category: 一般

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みなとスポーツフォーラム 佐藤真海さん 

みなとスポーツフォーラム佐藤真海

少し前の話しになりますが
1月21日の「みなとスポーツフォーラム」に参加してきました。
2009年5月ジョン・カーワンをゲストに迎えた第1回から数えて今回は50回目となり、
2019ラグビーワールドカップまでに予定している100回開催のちょうど半分の折り返しとなりました。
記念すべき50回目のゲストはパラリンピアンの佐藤真海さんです。

佐藤さんは子どもの頃から運動の得意なスポーツ少女で
水泳や陸上(中1から)をやっていましたが、
その活動を通して「努力する」ことを学んだそうです。
仙台育英高校から早稲田大学に進学し、
チアリーディングに励みながら充実した大学生活を送っていましたが
19歳の時に1年間で100万人に2~3人しか発症しないと言われている骨肉腫に侵されてしまいます。
命にかかわる病気ですから20歳の時に右足の切断手術をおこないました。
しかも薬の副作用で髪の毛もすべて抜けおちました。
年頃の女性にとってはさぞかし辛く悲しい出来事だったに違いありません。
佐藤さんは深く落ち込みました。

なぜ、自分なんだろう

そんな佐藤さんを支えてくれたのは、一緒に入院していた患者さんたちでした。
病気でありながら前向きに明るく生きている姿勢に励まされたそうです。
しかしその仲間に亡くなった人がいたことで、
1日を大切に生きることの重要さを知った、と語っていました。
そして佐藤さんにとって一番大きな支えが家族の支えであり、母親の言葉でした。

神様はその人に乗り越えられない試練は与えないんだよ

この言葉は、今では佐藤さんの信念になっているそうです。

義足では走ることなど到底無理だと思っていた佐藤さんでしたが
義肢装具士の方から走ってごらんと言われ試してみたら意外と走ることができて驚いたので
昔から好きだったスポーツを始めることにしました。
スポーツをすることで「目標」を持つことができ、「夢」が弱い心を支えてくれたと言います。

そして2004年、アテネパラリンピックへの出場を果たし、
その後も北京・ロンドンパラリンピック、2013年世界選手権(銅メダル)にも出場して、
記録も着実に伸ばしていきました。

さまざまな苦難を乗り越えて着実に目標をクリアし、夢を叶えてきた佐藤さん。
その逞しい精神力には敬服するばかりです。

これらの体験と東日本大震災における家族の被災の経験をもとに
2020年東京オリンピック招致の最終プレゼンで感動的なスピーチを披露し、
招致決定に大きく貢献しました。

現在の佐藤さんの活動は、以下の二つがポイントになっているそうです。
① スポ-ツの持つ力を伝えたい
② 復興支援

またロンドンパラリンピックでは24万人が応募し、
そのうちの7万人がボランティアとして活躍した素晴らしさに感動したので
2020年の東京でも大勢のボランティアに参加してもらい
ロンドン以上に素晴らしい大会になるように望んでいました。

人生は何が起きるか分かりません。
どん底と栄光、その両極を体験した佐藤真海さん。
自らの強い意志と行動力があれば人生は変わる、と教えてもらいました。

※筆者注:講演の正確で詳細な内容は、後日掲載されるJRFUのみなとスポーツフォーラムのページでご確認下さい。

category: 一般

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LIXIL CUP 2015 セミファイナル パナソニック vs. 東芝 

35点差という大差のゲームにもかかわらず
激しいコンタクト、スピーディな動き、巧みなパスまわし、鮮やかなトライ など
随所に見どころ満載の試合でした。
ラグビーの面白さがギュッとつまっており、
普段ラグビーをあまり観ない人に見せてあげて
ラグビーファンになってもらうのに格好のゲームだった、ように思いました。
ファイナルの試合も、同じようなゲームを期待しています。

しかしこの試合も、先に負けていたチームがリベンジしましたね。

LIXIL CUP

category: 試合

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周到な準備と心構え 

プレーオフトーナメント LIXIL CUP 2015 セミファイナル 神戸 vs. ヤマハ をテレビで観ました。
両チームの前回の対戦は昨年12月21日におこなわれたセカンドステージ第4節で
30点差(40-10)で神戸が勝利しました。
しかし今回の対戦では、29点差(12-41)でヤマハが勝利。
わずか1ヶ月間でまったく正反対の結果となりました。

両チームの戦力が極端に変わったわけではないし、
実力面でも大きな差は無いと思うのですが
この短期間でなぜこのようなドラマが起こったのでしょうか。

テレビの解説を聴いていましたら、
ヤマハの清宮監督が前回敗戦時のビデオを分析して
しっかりと対策を講じてきたことが功を奏したようです。
知将清宮監督らしいですね。

反対に神戸は12月の大勝で油断があったかもしれません。
試合が始まり暫くすると前回の対戦時と何か違うと感じ始め、
試合が進むにつれてその感覚がより強くなり焦りが生じ始める。
その結果イージーなミスも犯す。
そして試合の流れは相手へより強く傾き、その流れを取り戻すことができなくなり
選手たちは浮き足立ちチームは混乱し機能しなくなる。
そんな感じではなかったでしょうか。

「油断大敵」
「驕れるものは者は久しからず」

敗北はもちろん勝利からも学び反省し、次に向けての周到な準備と心構えをつくる。
当たり前ですが、勝つためには必要なことだと痛感しました。

category: 思うこと・感じること

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『ボールおやじ』 体験レポート 追記 

「ボールおやじ」を体験した1週間後に
その試合を録画しておいたテレビ放送を観ました。
果たして自分はテレビに映ったのか。
キックオフのボールを運ぶためにピッチを駆ける雄姿(?)を
観ることができるのか。
皆さんにとってはどうでもいい話ですが、その結果を追記しておきます。

結論から言いますと顔が判明するほどのカメラアングルでは
一度も映っていませんでした(苦笑)
やはりバックスタンド側にいた「おやじ」仲間たちが
近くでラインアウトなどのセットプレーがあると
顔がハッキリと分かる程よく映っていましたね。
ただ自分の位置する場所の近くでセットプレーがあるかどうかは運次第とも言えますが・・・。
前後半ともメインスタンド側にいた私にとっては
カメラポジションの関係で画面に映るチャンスはまったくありませんでした。

では、ピッチを駆ける雄姿はどうだったのか?
通常ゴールキックが決まった後は、
ゴールキックを蹴った選手やキックオフに備えるその他の選手を映しているので、
私が寄りで映ることはありませんでしたが、
カメラが引いた画を映した際にピッチの外に向かって走る姿を確認できました(大笑)。

他の「おやじ」仲間の方がボール係の時にピッチから戻ってくる姿が大きく映って
実況の土居アナウンサーから
「今日は一般公募で選ばれた方がボールボーイならぬボールおやじを務めております」と説明があり、
解説の今泉清さんが笑いながら「ボールおやじですか」と言っておりました。

結局私は、試合開始前の選手入場の時や
ハーフタイムにグラウンドに土を撒いている時のみ
自分でしか認識できないくらいの大きさで小さく映っているだけでしたので
録画した放送は保存しておく必要はなさそうです。

来シーズンに「ボールおやじ」を体験しようと目論んでいる人たちへのアドバイスです。
とにかくテレビに映りたい人は、バックスタンド側がチャンスです。
テレビよりもボールや水を持ってピッチの中を走りたい人や
チーム関係者みたいな雰囲気に浸りたい人は、メインスタンド側がチャンスです。
ただ実際には前後半に交替制でおこないますから、どちらも体験はできます。

それよりも一番気がかりなのは、来シーズンもこの企画をやってくれるかどうかですね。

category: 一般

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『ボールおやじ』 体験レポート 

既にお伝えしていたように
昨日トップリーグのイベント『ボールおやじ』に参加してきましたが、
一番心配していた天候にも恵まれ、無事にそして楽しく体験してまいりました。

当日は10時30分に集合と言われ10分前には指定場所に着いていたのですが
一向にスタッフらしき人物が現れず何のアナウンスも流れないので不安になり、
協会へ電話すると現れたスタッフが別の場所へ誘導してくれました。
するとそこではもう点呼が済み、担当する試合の割り振りを決めているではありませんか。
オイオイ、遅刻したつもりはないし、場所もなんで変更になっているの てな感じで
ちょっと「?」な気持ちでスタート。

当初の案内では、第1試合のハーフと第2試合のハーフ、合わせて1試合分を体験すると
なっていましたが、第1試合か第2試合のどちらかのみで前後半を体験することに変わっていました。
理由は不明ですが体験し終わってみると分かりましたが、
慣れないおやじ連中を頻繁に入れ替えて運営するのは
サポートしてくれる協会スタッフの負担が増えるし、
ゲーム運営に支障をきたさないようにする配慮だと理解しました。
遅れて(?)行った私は、必然的に第2試合 キャノン対神戸製鋼 の担当となりました。

第1試合の前に参加者全員でグラウンドに出て、
ボールボーイの仕事内容や注意事項を教えてもらいます。
その後に同じ担当試合のメンバー同士でメインスタンド側5人とバックスタンド側4人の
2つのチーム分けを決めます(前後半で入れ替わります)

私は前半がメインスタンド側でしたが、後半も人数の関係でメインスタンド側となりました。
ここで第2試合担当のおやじ連中は解散、
第1試合を各自で観戦して第2試合前に再度集合ということになりました。

第1試合が終了して、さあいよいよ我々の番がきました。
同じグラウンドレベルに立っていても、試合前といざ試合が始まる時では
雰囲気がまったく異なります。
選手たちがすぐ脇を入場してきます。
緊張感が伝わってきます。
カメラマンやテレビのカメラクルーもボールの動きに合わせて忙しく動き回っています。
選手たちの激闘が目の前で繰り広げられます。
ベンチにいる選手やスタッフの声がすぐ側で聞こえてきます。
そんなリアル感がたまりません。

私はトライ後のキックオフのボールをグラウンド中央に置いてくる仕事を
前半に2回と後半に1回おこないました。
素早く置いて来いというスタッフの指示があったので、
久し振りに全力の70%くらいの力で走りました(笑)
そしてレフリーへの給水を、後半に2回おこないましたが
ちなみにこの日のレフリーは日本協会A1の清水塁さんでした。
どちらの仕事もピッチに入れるので、とても嬉しかったです。
ハーフタイムにはグラウンドの荒れたところに砂を入れる作業もやり、
この時もピッチを十分楽しんできました。
もちろんちゃんと仕事もしてましたよ(笑)
ただ、観客席に入ったボールを受け取る機会はありませんでした。
試合後はポールを抜いて集めて、おしまいです。

とても貴重な体験をさせてもらいました。
一緒に体験したおやじ仲間の皆さん、本当にお疲れ様でした。
そしてお世話になりました協会のスタッフの方々、ありがとうございました。

ボールおやじ
<おやじ仲間のみなさん>

category: 一般

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全国大学ラグビー選手権 ファイナル 帝京 vs. 筑波 

下馬評通り、あるいは想定通り
いや予定通りと言っても過言ではない帝京の勝利でした。
ただ筑波が尻上がりに調子を上げて来ていたので
もう少し面白いゲームになるかと思っていましたが、
ここまで一方的になるとは予想していませんでした。
ただ1998年度に関東学院が明治を破って優勝した時の47得点を上回ったおかげで
明治が不名誉な記録から逃れたことは幸いでした(苦笑)

80分間帝京のワンマンショーで、
合間にほんのちょっとゲスト(筑波)が出演しただけで
帝京ファンには堪らない公演だったことでしょう。

確かに帝京は凄かったです。
個人の能力はもちろん、組織としての力も含めて
ほとんどスキがありません。
いやになるくらいです。

テレビで解説していた薫田さんが語っていたキーワード。
「大学を挙げた組織力」
「ポテンシャル」
「ストレングス」

続けて語ったのは
ラグビーのベースとなるコンタクトがしっかりしている


花園で活躍し、自身の力をもっと伸ばしたいと考える優秀な高校生プレーヤーたちが
帝京に憧れて入部して磨かれることで、その強さがより強固で盤石になっていく。
そんな好循環がこれからも続いていくのだろうか。

category: 試合

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全国大学ラグビー選手権 準決勝 慶應 vs. 帝京 

結果は仕方ありません。
分かっていたことです(慶應さん、スイマセン)。

第一試合のテレビ解説者の中竹さんだって
筑波の相手が暗に帝京だという前提でコメントしていたではありませんか(笑)

それよりも慶應のスクラムが帝京を押し込んだことに感動しました!
それも1度だけじゃありません、何度も。
だから「タマタマ」そうだったわけではないのです。

また体格で劣勢の慶應がディフェンスで踏ん張り、
赤い軍団に「魂のタックル」を何度も突き刺さしました。

最終的には大差で終わりましたが
そんな慶應の奮闘ぶりが見られて嬉しかったです。

category: 試合

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全国大学ラグビー選手権 準決勝 筑波 vs. 東海 

キターーーーーッ!
筑波が劇的なトライで逆転勝利を収め、決勝進出を決めました。

ゲーム開始から東海の強いコンタクトに劣勢だった筑波。
それが原因なのか、筑波にもいつものしつこさ、切れ味、素早い反応が見られませんでした。
後半の35分頃に、やっと初トライ・ゴールを決めて10 – 16 と6点差に詰め寄りますが、
今日のゲーム内容で残り時間を考えると、「時すでに遅し」と私は思いました。

ところがこのトライで筑波の選手が、いつものようなキレのある動きに戻り、
ワンチャンスを生かしてミスなく一気に攻め込み劇的なトライ。
ゴールも決まって17 – 16 と逆転し、そのままノーサイド。

東海は接点の強さで筑波を上回り、
常に優位にゲームを進めていただけに悔やんでも悔やみきれない敗戦でした。

集中力
これが勝負の分かれ目であり、また筑波の強さだと思いました。

category: 試合

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