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ラグビーミュージアムをつくろう KAI

ジャパンラグビーのアーカイブとラグビーの魅力を伝えるミュージアムをつくりたい!

しっかりしろ! 明治 

大学ラグビーも2013年度のシーズンがいよいよ開幕しました。
丹羽監督の新体制の下、明治フィフティーンがどんな意気込みを、
またどんなラグビーを見せてくれるのか期待していましたが、
残念ながらその期待を大きく裏切るものでした。

昨シーズン対抗戦で優勝したとはいえ、筑波・帝京との同率1位であり、
しかも大学選手権ではセカンドステージで敗退。
国立にも駒を進めることができなかった悔しさを、どう晴らすつもりなのか? 
また新体制で臨んだ春季大会においても帝京、筑波、東海、流経に敗退。
その立て直しを図り、夏合宿ではどういう強化がおこなわれたのか?
チーム関係者や選手たちから直接話しを聞いたり、練習を間近に見た訳ではないので
的外れなことを述べるかもしれませんが、
初戦の青学戦を観て私自身が感じた印象を率直に書かせていただきます。

まずは、試合前の校歌斉唱の時。
日本代表の試合であれば、日本代表として国の威信と誇りを賭けて戦う前に、国歌「君が代」を歌いますが、
これと同じで大学の試合であれば、大学の校歌を歌います。
同好会ではなく体育会であるならば学校の名誉を賭けて戦うのが当たり前。
私自身も学生時代(ラグビー部とは別の体育会)は、
先生から「学校の名前を背負って戦っている」と言われましたし、その通りだと思っていました。
ましてやラグビー部といったら明治の伝統ある名門クラブです。
長らく低迷している状態からの復活を誓うのであれば、
シーズン開幕戦の校歌斉唱にその気持ちを込めて歌う姿を見せて欲しかったのですが、
そこまでの気持ちが私には伝わってきませんでした。
それどころか、歌っていない選手もいました。

まさか校歌を知らないなんてことはないでしょうが、
私が所属していたクラブでも最近は歌詞カードがないと歌えない学生もいたりするなどという、
情けない話もあります。
私たちが現役のころは、そらで3番まで歌えるのが当たり前だったんですけどね。
閑話休題。

要は、今年に賭ける想いや気持ちが伝わってこないということです。
以上が精神的な部分ですが、テクニカルなことはラグビーの専門ではないので、
理論的な解説ではなく素人の感想として述べさせて頂きます。

自分が所属していたクラブの試合を観た時の感想でも時々口にするのですが、
「ピリッとしない」、そんな印象です。
さらに言えば「ぬるい」、「凄みがない」、「期待を予感させない」。
ハンドリングエラーも多いし、スクラムも押せていない、
そして一番気になったのが、接点(コンタクト)が弱い、ということです。
この先に当たる強豪校に対して、これで勝てるのか? と。

慶応がしっかりした栄養管理のもと、
筋力アップを図るなどきちんと準備をして筑波に勝ったのを観て、
ますます不安に駆られています。

それにしてもついつい辛口になってしまうのは、母校を愛するがゆえ、
またラグビー部には常に強くあって欲しいという思いがあってのこととご理解願います。
すばらしい素質と経歴を持った選手たちがいるのですから、絶対にもっとできるはずです。

category: 明治大学ラグビー部

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